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教師も学び続ける

「農大一中・一高の授業はすごかった」と、本校の生徒は卒業後、口をそろえて話してくれます。残念ながら、在学中は気が付かない生徒が多いようなのですが、それだけ、どの先生もハイレベルな授業をしている、ということなのではないでしょうか。本校の先生たちは、授業をアップデートするため、積極的に外部の情報を取り入れたり、研修に参加したりと、努力をしています。また、それぞれの専門分野を生かした指導をしている教師もいます。

生物の川澄太一先生は、大学在学中より魚のDNAの多様性について研究しています。金魚のコンテストで優勝し、水産庁長官賞を5回受賞しました。高1の生物の授業では、電気泳動器を用いてDNAの存在を確認し、またメダカのオスとメスをDNAで判定する実験を取り入れることで、生徒が生物に興味を持ち、勉強のモチベーションアップにつながっています。生物部の顧問としても、金魚の色素や生態について、生徒と共同研究を行っています。

一中・一高ゼミは、教師が、授業では伝えきれない専門性の高い情報を伝える場にもなっています。「数学論文を書いてみよう」という講座を開いている数学科の今井万貴先生は、先生になってからも、数学の研究をし、実際に数学論文を発表しています。

このように、教師が自ら研究を深めたり、新たなチャレンジをする様子は、生徒達にも良い影響を与えています。